ホルダー心電図検査を受けて、心臓の病気では無い。と確信しながらも一向に不安な気持ちは治まらないままでした。
数日後の土曜日の仕事中にサーッと血の気が引く感じがしてフラフラし、気分が悪くなって早退させてもらいました。
帰宅してベッドで横になっていても気分は良くならないままでした。暑いわけでも無いのに足汗が酷くて、水分をたくさん摂っているわけでも無いのに、頻尿で15分に1回ぐらいトイレに行っていました。
自律神経か何かがおかしいんかな…と思い、土曜日の午後も診察している病院を探して自宅から近く、複数の診療科がある中規模の病院へ主人に連れて行ってもらい受診しました。
この頃からもしかしたら精神的な病気なんかも…という気持ちが心の奥にはありました。でもまさか自分が…という思いが強くて絶対に認めたく無かったんだと思います。
血液検査をしてもらうことに
内科の若い男性の医師が診察をしてくれました。これまでの経過や症状をお話しすると、甲状腺の病気の可能性もある。とのことで血液検査をしてもらうことになりました。
「一回、過換気症候群になっただけでしょ?そんなに心配しなくても大丈夫!」と言われて少し気持ちが楽になりました。
その後採血をしてもらい、頓服としてアタラックスPというお薬が4錠処方されました。
先生によると内科でも処方出来るような効くかどうかも分からないぐらい弱いお薬ですが、不安感が強い時や夜眠れない時に1錠飲んでみて。との事でした。
精神的なお薬を処方されたことに少しショックを受けつつ、また何かあった時はこれを飲めばいいんか!という安心感もありました。
でも精神的なお薬は依存性が強くてお薬を飲まずにいられなくなったり、離脱症状が出てやめたくてもやめられなかったり…と正直マイナスなイメージばかりでした。
その事を隣の薬局の薬剤師さんに相談すると、「このお薬でこれぐらいの量でそんな事にはならないから大丈夫ですよ。」と言ってもらい少し安心しました。
それでも帰宅してからアタラックスPについてネットで調べました。耳鼻科や皮膚科のアレルギー症状でも処方されたり、以前は市販されていたこともあるお薬と分かり、何かあって我慢出来無い時には飲んでみよう。と決めました。