心療内科へ

自宅から通える範囲の心療内科を探して、ホームページやクチコミを調べてみました。3軒ほどに絞って、電話をかけてみましたが、心療内科は予約制のところが多く、特に初診の場合は予約が取りづらいようです。

1軒目にかけた女性医師の新しくできたメンタルクリニックは、患者さんがいっぱいで現在初診の患者さんは受け付けていません。と言われました。

2軒目はクチコミが良かったクリニックに電話をかけてみましたが、初診の予約は2ヶ月先になると言われ、今すぐにでも診察を受けたい状況だったので諦めました。

3軒目に電話をかけたメンタルクリニックで来週なら予約がとれるとの事だったのでお願いすることにしました。

心療内科を受診

そのメンタルクリニックは年配の男性医師が経営しており、高齢者施設や知的障害者施設も経営している割と古くからあるクリニックでした。

心療内科を受診すること自体にはそんなに抵抗はありませんでした。それよりも今の自分の状況を何とか改善したいと思っていました。

建物が古いので少し薄暗い待合室にはお年寄り、スーツ姿のサラリーマン、中年女性等、数人いました。それぞれ、雑誌を読んだりスマホを見たりしています。ごく普通の病院の待合室の雰囲気でした。

初診時は、予約をしていたので待ち時間はほとんど無く、まず問診票を記入し臨床心理士の面談がありました。

臨床心理士にこれまでの経過を話すと、「お話をカルテにまとめますので30分程お待ち下さい。」と言われ、再び待合室で待ちました。

面談で何かアドバイスをもらえたり、カウンセリングの様なことをしてもらえるのかと思っていたら、ただ話しを聞いてまとめるだけか…と正直ちょっとガッカリしました。

パニック障害と診断される

そして、30分後、医師の診察を受けました。診断はパニック障害でした。やっぱりそうなんや…と思う気持ちとショックで受け入れられない気持ちが半々でした。

先生に「お薬を飲めば楽になるのに。」と言われたので「でも、お薬って依存したり、やめる時、大変ですよね?」と質問しました。

そうしたら先生は「うん…。そうやね…。」とおっしゃいました。内心「やから飲むの怖いねんってー!!」と思いましたが、精神的なお薬を飲むことに抵抗がある事を伝えると、漢方薬を試してみることになりました。

ツムラの16番、半夏厚朴湯を1日3回、毎食間と、パニック発作時、不眠時の頓服としてアルプラゾラム0.4㎎が処方されました。